サイディングコーキングの種類と作業工程
サイディングコーキング工事をご検討中の方へ
サイディングのコーキング工事を検討する際にお役に立つ情報をまとめています。
コーキング工事は、外壁サイディングのボードとボードの継ぎ目をコーキング材で埋める工事のことです。
サイディングコーキング工事の目的は、主に雨漏りを防ぐ防水性の確保にあります。
しかし、新築時には塗装をせずに、シールがむきだしの場合が多い為、紫外線が直接あたり劣化していきます。
環境によってことなりますが、紫外線等の影響を受けて、約5年を過ぎたあたりからコーキングのひび割れ、肉やせ、はく離等の劣化がはじまります。
経年劣化が始まると、防水性や伸縮性が失われ、雨漏りや外壁のひび割れの原因となりますので、定期的にコーキングの状態を確認することが大切です。
サイディングコーキング材の種類
外壁コーキング材の選び方のポイントについて、ご説明致します。
コーキング材の中で、外壁のコーキング材としてよく使われるのが、
と です。外壁コーキング材の一般的な選び方のポイントは、次の通りです。
<外壁コーキング材の選び方>
- 変成シリコン系コーキング材
- ウレタン系コーキング材
紫外線に強く耐候性がありますので、新築時のサイディング外壁に向いています。
塗装との密着が良いため、主に外壁塗装を行う際のコーキング材として、使用します。
*以上が、外壁コーキング材の一般的な選び方のポイントについてのご説明です。
サイディングコーキング工事を検討する際は、状況に適したコーキング材をお選びください。
DIYでコーキングを補修する際の主な注意点
DIYでコーキングを補修する際の主な注意点は、次の通りです。
<DIYで補修する際の注意点>
- 外壁に適したコーキング材を使用する。
- 目地の一部分のみの補修は、慎重に行う。
外壁に適さないコーキング材を使用すると、後々にその上から、外壁塗装ができなくなる場合があります。
部分的な補修は、侵入した雨水等をコーキングによって、逆にせき止める可能性があります。
*以上の2点が、DIYでサイディングのコーキングを補修する際の主な注意点です。
サイディングコーキング工事をDIYで行うことは、場合によっては、建物の劣化を早めてしまう可能性があります。
コーキングの状態が気になる方は、信頼できる塗装業者にプロの目で、建物の状況を確認してもらうことが大切です。
サイディングコーキング費用の目安
サイディングコーキング打ち直し工事には、「打ち替え」と「打ち増し」の2つの方法があります。
サイディングコーキング打ち替え工事の場合
既存のコーキングを全て撤去したあとに、新しいコーキングを充填する施工方法です。
サイディングコーキング打ち替え工事の参考単価:700~1,200円/m
サイディングコーキング打ち増し工事の場合
既存のコーキングの上から、新しいコーキングを足していく施工方法です。
サイディングコーキング打ち増し工事の参考単価:500~900円/m
サイディングコーキング費用の具体的な計算例は、「→ シーリング工事(コーキング)の単価」をご確認ください。
サイディングコーキング工事の作業工程
サイディングコーキング工事の主な作業工程を参考にご覧ください。
作業工程① | コーキング材の撤去 |
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既存のコーキング材を全て撤去します。(コーキング打ち替え工事の場合) |
作業工程② | 清掃 |
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既存のコーキングを全て撤去した後にていねいに清掃します。 |
作業工程③ | 準備剤を塗布 |
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プライマー(準備剤)を塗布します。 |
作業工程④ | コーキング材を充填 |
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コーキング材を充填していきます。 |
作業工程⑤ | 仕上げ工程 |
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仕上げに、コーキング材を押さえて整えていきます。 |
*以上が、サイディングコーキング工事の主な作業工程のご紹介です。
コーキングが劣化すると、劣化箇所から建物内部へ、雨水が浸入してしまう恐れがある為、補修が必要な場合があります。
サイディングコーキングの状態が、気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
自治会・行政・警察と協力しながら、悪質な業者を減らす活動を続けてきた第三者機関の「安全安心リフォームネットワーク事務局」が運営しています。
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サイディングのコーキング工事をご検討の際は、お気軽にお問合せください。