外壁塗装専門用語集

外壁塗装専門用語

こちらのページでは、外壁塗装に関する専門用語について、ご説明しております。

見積書・工事関連・外壁塗装業者との打合せの中で、ご不明な用語がありましたら、こちらでご確認ください。

アクリル塗料とは?

塗料の主成分である合成樹脂がアクリル系の塗料で割安の塗料ですが、最近の主流ではありません。

アクリル塗料の耐久年数は4~7年で、クラックが生じやすいという欠点もありますので、こまめなメンテナンスが必要となります。

ウレタン塗料とは?

ウレタン塗料とは、塗料の主成分である合成樹脂がウレタン系の塗料です。

最近は通常の外壁塗装には、使用されなくなってきており、風雨の影響のない箇所で部分的に使われることが多くなっています。

ウレタン塗料の耐久年数は、5~10年で、平均をやや下回る耐久年数です。

シリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、塗料の主成分である合成樹脂がシリコン系の塗料です。

近年、住宅の外壁塗装の塗り替えはこのシリコン系塗料が主流となってきています。

汚れの付着や色落ちが少なく、安定した塗料でカラーバリエーションも豊富です。

フッ素樹脂塗料とは?

フッ素樹脂塗料とは、塗料の主成分である合成樹脂がフッ素系の塗料です。

主要な塗料の中でも特に耐久性があります。

商業施設や大型ビルなどでも多く使用され、光沢感や防汚性も高く、これから住宅の外壁塗装の主流を担う塗料といえるでしょう。

断熱塗料(塗装)とは?

断熱塗料(塗装)とは、塗膜の中に中空ビーズが詰まっているため、それが外から伝わってくる熱を遮断して、室内に影響を与えず室温の上昇を抑えるというものです。

断熱塗料(塗装)の耐久年数は、塗料メーカーにより様々ですが約15年~20年が目安となります。

遮熱塗料(塗装)とは?

遮熱塗料(塗装)とは、高日射反射率塗料とも呼ばれ、温度上昇の原因である近赤外線を反射することにより塗膜や躯体の温度上昇を抑制することができる塗料です。

遮熱塗料(塗装)の耐久年数は、10年~12年が目安となります。

光触媒塗料(塗装)とは?

光触媒塗料(塗装)とは、紫外線が当たると塗膜の水なじみがよくなり、雨などで汚れが洗い流される特徴を持ちます。

セルフクリーニング効果がある為、防汚性・防カビ性・対候性に特に優れ、耐久性の面でも申し分ない性能を持ちます。

光触媒塗料(塗装)の耐久年数は、一般的な塗料よりも長く、15~20年が目安となります。

弾性塗料(塗装)とは?

弾性塗料(塗装)とは、外壁のクラック(ひび割れ)をカバーしてくれる弾力性のある塗料のことです。

弾性塗料は通常の塗料よりも柔らかく伸びますので、クラックが発生する可能性が低くなります。

塗料には一般塗装と弾性塗装があり、塗料の弾力性によって呼び方があります。

一般的に、モルタル外壁などには弾性塗装、サイディングには一般塗装を施します。

弾性塗料

弾性塗料については規格で基準が示されおり、20度で伸び率120%以上の塗料を弾性塗料としています。

実際には、伸び率200~400%が中心です。

微弾性塗料

微弾性塗料は明確な基準はありませんが、一般的に伸び率50~100%の塗料が微弾性塗料として扱われています。

複層弾性塗料仕上げ工法とは?

複層弾性塗料仕上げ工法は、5工程で行なう工法です。

シーラーの上に弾性機能のある中塗りを2回塗り、その上に通常の上塗りを2回塗る工法です。

防水性の面では最も効果は高いですが、工程が1~2工程増えますので価格が高くなります。

一般的な住宅の外壁塗装ではあまり多くはありません。

単層弾性塗料仕上げ工法とは?

単層弾性塗料仕上げ工法は、3工程で行なう工法です。

シーラーの上に弾性機能のある上塗りを2回塗る工法です。

上塗りを2回塗ることで厚みをつけ弾力性を出す工法ですが、複層弾性工法と比べると防水性が弱まります。

微弾性塗料仕上げ工法とは?

微弾性塗料仕上げ工法は、下塗りにシーラーを塗る代わりに、微弾性フィラーという厚みがつけられる下塗材を塗る工法です。

モルタル外壁とは?

モルタル外壁とは、ラス(網の針金)等の上から、モルタル(水・砂・セメントを混ぜたもの)で施工した外壁のことです。

左官コテで塗り付けたのちに、塗装して仕上げを行います。

リシン外壁とは?

リシン外壁は、表面が細かい砂の様にザラザラしている外壁のことです。

仕上材が少なく、費用を抑えることができるので、以前は頻繁に使用されていましたが、最近では少なくなっています。

スタッコ外壁とは?

スタッコ外壁は、リシンを厚くしたような仕上がりで、塗装面に凹凸があるのが特徴です。

リシンと同様に汚れやすい為、こまめなメンテナンスが必要です。

吹き付けタイル外壁とは?

吹き付けタイル外壁は、タイル材を1~3ミリ程度の厚さで吹き付けたもので、ランダムな凹凸があるのが特徴です。

吹き放し仕上げとヘッドカット仕上げがあります。

左官仕上げ外壁とは?

左官仕上げ外壁は、塗料と砂を混ぜた壁材のことで、吹き付けや左官で仕上げます。

コテ仕上げ・櫛目引き仕上げ等、様々な種類があります。

チョーキングとは?

外壁を指でなぞると、黒板に使うチョークのような粉が、指に付着する状態を「チョーキング」と言います。

塗料が劣化してチョーキングが浮き出していたら、防水性が失われている証拠です。

クラック

外壁のヒビ割れのことをクラックと言います。

クラックが出来ると、雨水等が浸入することで、カビが発生しやすくなり、建物内がジメジメしたり、雨漏りの原因となったりします。

窯業系サイディング外壁とは?

窯業系サイディングは、セメントと補強材として繊維質などを混ぜ込んで、板状に成形したもので、一般的な住宅で広く普及している外壁材です。

金属系サイディング外壁とは?

金属板を原料としたサイディングで、断熱性や防水・防音性、耐久性に優れています。

主にアルミニュウムとガルバリウム鋼板を使ったものがあります。

木質系サイディング外壁とは?

天然木や、木材片・木質繊維を原料としたサイディングです。

断熱性が高く、貼り方によってはバリエーションも豊富です。

樹脂系サイディング外壁とは?

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂サイディングのことです。

北米では普及しておりますが、日本国内の戸建て住宅では、ほとんど使われてないようです。

シーリング工事(コーキング)とは?

シーリング工事(コーキング)とは、外壁サイディングのボードとボードの継ぎ目をシーリング材で埋める工事のことです。

外壁 高圧洗浄とは?

外壁の高圧洗浄とは、塗料を密着させるために、下地に付着しているカビやさび、塵埃、粉化した塗料、旧塗膜等を除去する作業のことです。


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